小学校で講演をしました
今日は大工さんと一緒に七戸町の天間林小学校に行ってきました!
(もちろんコロナ対策でマスク・アルコール消毒してますよ~)
なんで小学校…?と思うかもしれませんが、5・6年生の生徒さんはいろんなお仕事について授業で習っているそうなんです。
そこで今回、生徒さんたちのなりたい職業で一番多かった「大工さん」について、クームが講演してみないかとお声がけいただいたのです!
初めての経験だったので、社内でも色々話し合いました。
大工さんの仕事の紹介はもちろんとして、子供たちにはものづくりの楽しさを知ってほしいし、やっぱり何か作ってほしい…。せっかくだから材料も良い物を使ってほしいよね…。
そして検討の末決まったのが、屋久島地杉の額縁がついたファブリックパネルでした。
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時間配分もあるので、大工さんには屋久島地杉の額縁をあらかじめ加工してもらいました。
生徒さんたちには生地選びと貼り付け、額縁の組み立てとパネルの取付けを担当してもらいます。
当日は、大工さんの紹介、家ができるまでの紹介、カンナ掛け体験、ファブリックパネル作成を行いました。
駆け足になってしまいたが、質問コーナーと、「働くこと」についてお話しもさせていただきましたよ。
その時の様子はこちら!
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終わってみて、みんな楽しそうに作ってくれてよかった…と、とにかくほっとしております~(とっても緊張していたのです!)。
他にも「大工さんは3日でお家を建て込みしちゃうんだよ」と言ったとき、おぉ!?とどよめいたのも新鮮な体験でした。
私たちは教えに行った立場ですが、こちらこそ生徒さんに色々と刺激をもらえましたし、楽しめました!(*'ω'*)
最後に、天間林小学校の皆様、貴重な機会をくださりありがとうございました。
子供たちのこれからに私たちクームが良い影響を与えられたのなら光栄です。
なお、今回のファブリックパネル製作には、以下の企業様にご協力と材料提供をしていただきました。ありがとうございます!
株式会社インテリアユニオン石源 様、株式会社サンゲツ 様:カーテン生地
チャネルオリジナル株式会社 様:屋久島地杉材
ヤマメイ株式会社 様:シナベニヤ板
チャネルオリジナル株式会社様には、屋久島地杉でできた縁起物の拍子木もいただき、生徒さんにお渡ししておりますよ~(*^▽^*)
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建築業界では、大工さんに限らず、家づくりに携わる職人さんの不足が深刻になってきています。
どんなに便利な世の中になっても、生活の基盤になる家を作る・守るためには、人が必要です。
オンラインで相談できても、困った人の所に行って直せるのは職人さん、つまりプロの方です。
DIYで直したり、建てたりすることもできなくはないですが、プロの技術や知識に並ぶにはとても時間と手間が掛かりますよね。
今回の講演がきっかけで、職人さんを尊敬してくれるようになったら。家づくりを通して自分や家族・地域の人が幸せに暮らせる社会に興味を持ってくれたら。
作り手として、とても嬉しいです!