職業能力開発校の修了式
七戸職業能力開発校にて、修了式がありました。
今年の修了生は1名。同じ七戸町の工務店の新人大工さんです。
3年間お疲れさまでした!
人手不足が叫ばれる昨今、大工さんも同様に足りない状況になりつつあります。
そんな中で、木造建築の「正しい知識」や大工としての「正しい技術」を身に着けられたことは、一生の財産になるはず。
なんでも動画で学べる時代ではありますが、その情報が受け継がれてきた知見に基づくか、新しく発見されたことで改定されているか?というのは、それこそ初学者には判断できないことです。
論理を知り基礎をしっかりと身に着けることは、本人の助けになるのはもちろん、仕事を通して・あるいはその知識をもって助言をすることで、周りの人を助けることにもつながります。
開発校の修了は新人卒業の証であるとともに、正しく基本をマスターした証です。
これから自信をもって、頼れる大工へ育ってくださいね!
……さて! クームには来年から2年になる新人大工さんがまだいるわけですが。
クームの現場で働きつつ、週一でみっちり勉強することにもすっかり慣れたことでしょう。
クーム以外の現場にも応援で駆け付けて、まったく知らない人たちとお仕事したことも大きな経験になったはず。
今一度、大工さんは家という価値をつくり上げる最前線で活躍できるカッコイイ職であるということ。
そして関わる人の財産と暮らしをつくり上げる社会的な責任がある、ということにも目を向けられるようになったら嬉しいな、と思うのでした(*'ω'*)
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クームでは大工さんになってみたい!という方を応援しています。
将来の住まいを作り、暮らしを守り・維持する大事な職人さんを育てていく。
これは私たちが安心して暮らしていくための、社会インフラへの投資とも言えるのではないでしょうか?
今後とも地域全体で取り組んでいけたらと思います。