PROJECT

スキップ&ピットのある明るい家

スキップ&ピットのある明るい家

十和田市

スキップ&ピットのある明るい家

撮影に行きました

GW明けは見学会の準備などでなかなか忙しかったのですが、お引き渡しも近づいてきたので撮影に行ってきました。(とは言っても、この日は畳がまだ入っていなかったのでまた後日!)

***

キッチンは木の雰囲気がいっぱいな感じになりましたよー。


アイランドキッチンは水廻りのアイテムやよく使う調味料などを出しっぱなしにすると、生活感が出てしまうのがネックですが、収納が得意・物をあまり持たないミニマルな生活の方にはスッキリしていてオススメのレイアウトです。

(もちろん、フライパンはつり下げたいし、お皿もオープンな棚に収納しちゃうよ! 生活感?手作りカフェっぽくて良いじゃない♪(・∀・)という方もOKですよ。
ただ、急な来客はちょっと…やっぱり片付けたいな…という方は、うまく隠せるスペースを設けたり、普段使いの物をかごに入れておいて、いざという時に丸ごとパントリーに隠せるようにしておくと良いかも!)

***

1.5階チックなスキップ部分と、周りよりも凹んだ部分のピットはこんな風に仕上がりました。
(ピットに畳が入るともっとパリッとします!)


ピットの部分は、適度にこもれる天井高になっていて、かつ、隣接した吹き抜けで広さを感じることができるので、想像以上にリラックスできるスペースになりましたよ(*^^*)!

だいぶ完成に近づきました

ついこの前、ウッドデッキの取付をしてきました。
黒いガルバリウムの外壁と木の色がイイ感じのコントラストになってますね!


内部は1回目のクリーニングも終わり、後は畳入れや2回目クリーニング、カーテンの取付待ちとなっています。


スキップフロアはこんな感じになりましたよ(・∀・)!
柵のデザインを邪魔しない、一体化したカウンターがついています。


ここ近年では、家族間の距離をテーマにお家の間取りが変わってきています。
個室はできるだけコンパクトにして(いっそ寝るためだけの部屋、と割り切る事例も多いみたいですよ)、家族が共有で使えるスペースをつくる(でもくつろぎも欲しいから、視線はある程度カット・そらすようにする)のが流行りです。

昔なら、子供部屋はベッド・TV・机・収納・趣味のアイテムも置けるように、広くしなきゃと作られたお家も多かったと思いますが、教育に対する考え方や暮らし方そのものが変わってくると、間取りも変化するんですね。

皆さんもお家を建てたいと考え始めたら、まずは今と理想のライフスタイルを考えてみましょう!
個室は大きい必要があるかな?共有できるスペースはないかな?…あれ、そもそも〇LDKにこだわる必要ってないかも!?となるかもしれません。

クロス工事が始まりました

大工さんの工事はひと段落して、クロス工事が始まりました。

クロス屋さんが、石膏ボード同士の突合せの溝やビス跡などの隙間をパテで埋めていってます。

***

外はもう足場が解体され、玄関ポーチではタイルを張っていました。

ハンマーで軽くコツコツと叩いて、接着剤とタイルの隙間の空気を抜いてしっかりとくっつけます。
この後は目地を埋めて出来上がりです!

お家の顔になる玄関が出来上がると、お引き渡しも近くなってきたなぁと感じます(*‘ω‘ *)

スキップとピット

現場はスキップフロアと半地下部分の施工をしています。

高さの設定は色々ですが、例えば半地下を0.5階、スキップフロアを1.5階のようにすることで、色々な床の高さがあるお家ができます。
吹き抜けのように視線の抜けがありつつも、普通の階のようにも使えるので、吹き抜けと総2階の良いとこどりをしたような面白い空間が作れます。
(その代わり、より耐震性に気を付けて設計することが大事です!)

↓の写真の左側にあるのがスキップフロアになる部分です。
このお家の場合は1.5階というよりは、1.7階位でいつもより高めです。


スキップフロアの下は、他よりも床が低くなっています。
大工さんが作業をしている所、ちょっと低いですよね。


半地下と言うには浅いので、「くぼみ」という意味で「ピット」という言葉を使いました。
今回のお家のタイトルの、スキップ&ピットはここから来てるんですよ!(*^▽^*)

***

さて、階段部分もできましたよー!


このギザギザの部分に階段材が載ると…こうなります!


階段の裏側は収納スペースになります。
通常だと、階段の裏は低くなっている分狭いなぁと感じることが多いのですが、ピットで低くなっている分使いやすそうですね!(・∀・)

フロアを張っています

内部ではフロア張りをしています。


仕上がると平らになる床ですが、床材自体には実(さね)と呼ばれる凸凹がついています。
これは凸凹をかみ合わせることによって、床材が動きにくくなるのと歪みにくくする効果があります。
(床材の種類やメーカーによって、この凸凹には実以外にも色々と種類があります!)


施工するときは、ちゃんとかみ合うように+床材が傷つかないように、木を当ててトントントンとはめ込んでいきます。

そういえば、上の写真は玄関の土間が写っていますが、床って全部フロア材を張っているわけではないんですよ。
框(かまち)という言葉を聞いたことがありますか?

玄関とか和室の床の間って、段差がありますよね。床材をそのまま張っていくと、段差のある所で床材の側面(こういう材料を切った断面が見える所を小口:こぐち、と言います)が見えてしまいます。
そこを覆い隠すようにつける材、あるいは先端に使えるように側面も加工された材を框と言います。

何気なく暮らしている分には気にならない所ですが、見た目をきれいに・ささくれで危なくないように、お家づくりの中でさりげなくデザインされてきた所なんですね(*^▽^*)