建て込み中です
最近は雨の日が多いですが、晴れの日の合間に現場では建て込みをしていました。
↑ちょっと前は基礎の状態でしたが、
大き目のお家ですが平屋なので、人数をかけて一気に建て込みました。
現在は屋根の気密シートを貼って、断熱材を入れる準備をしているところです。
↑の写真で大工さんが建っている所に、もこもこの断熱材(ロックウールと言います。場所は違いますが、施工例はこちら)が吹き込まれます。
実際は断熱材が吹き込まれる場所は、もう一段高くなるので、結構な厚さの断熱材が屋根に入ることになります。
温度ムラのない空間を作るには、壁や基礎と同様に、屋根の断熱材も重要です。
クームでは300mm断熱に取り組んでいますが、この300mmは断熱材・や木材を含めた壁の厚さのことで、屋根はあまりアピールしてきませんでしたね(;^_^A
(外から見ると、壁と違って、屋根の厚みってイメージできないのがほとんどなので…)
屋根の断熱材は冬の寒さにもですが、何より夏の真上から降り注ぐ日差しに対して効果大です。
夜になったのに2階がもわもわ暑い…(-"-)という場合、窓から入ってきた日差しの熱だけでなく、屋根に当たった熱がじわじわお家の中まで伝わっているかもしれません!(実際は、断熱材だけでなく屋根の構造だったり、通気がちゃんとできているかなど他の原因も関係します)
屋根にしっかり断熱材を入れてあげると、日差しの熱が天井から家の中に伝わる時間を遅らせることができます。(“断”熱材と書きますが、熱を伝えないわけではないのです!物を何日もずーっと同じ温度の所に置いておけば、最終的には周りと同じ温度になるのと同じです)
熱の伝わりを遅くすることで、昼間家の中が暑くなりきる前に夜になり、日差しの熱の供給が止められて屋根が冷めた頃にまた朝が来る…というのを繰り返しているわけです。
こう考えると、屋根って家の中でも熱に対してかなり過酷な環境ですね…!