PROJECT

桜並木と庭が望める家

桜並木と庭が望める家

十和田市

桜並木と庭が望める家

天井と床

内部では断熱材入れや気密シート張り、フロア張りをしていました。

↓はまだ石膏ボードを貼る前の、2F天井の状態です。半透明のシートは気密シートです。


石膏ボードが部屋側に張られると見えなくなりますが、気密シートの上にはロックウールという断熱材を吹き込んでいきます。
断熱材が入るとこんな感じになります(写真はここのお家の例です! ロックウールの説明もありますよ~)。



***

さて、天井だけじゃなく、床もフロア張りをしていました。


↑パッシブ換気・暖房システムの床下で温められた空気が出てくるガラリも取付ましたよ!
(写真真ん中の横長のスリットみたいな箇所です)

先週末に造作打合せを行ったので、もうちょっとしたら大工さんの造作工事が始まります!

付加断熱入れ完了

お天気が良かった内に付加断熱(ダブル断熱の外側の方)の下地組みを進めて、着々と工事を続けていた現場。
先週末には付加断熱入れが完了しました!


↑↓18cmある分厚い断熱を入れるための下地(枠)を作ります。
上の写真で小さな箱にビニールのようなのが出ているのが、窓がつくところです。


↓断熱材を枠ぴったりになるようにカット&収めていきます。


↓断熱材と枠を上から覆うように、透湿防水シートというのを張っていきます。
窓の周りは雨がしみこまないように、銀色のテープでしっかりガードしますよ。



外壁一面にこのシートを張っていくとこんな感じになります。
この後には外壁を取り付けるための下地を更に取り付けていきます。
お家って、見える所の下にはいろんな下地や層が重なってできているんですね~(・∀・)

屋根の板金

3月の上旬に建て込みがひと段落して、現在は屋根の板金まで来ています。


クームの加工場で加工したパネルを、クレーンで運んでどんどん組み立てましたよ!


↓は玄関の屋根です。



仕上がった屋根の表面は板金で覆われていますが、その1つ下はアスファルトルーフィングというシートが貼ってあります。(写真の緑色の部分)このシートは防水の役割を果たすとっても大事なものです!


さて、そして一番表面になる板金材はガルバリウム鋼板なのですが、↑の写真はそれを裏側にして並べている状態です。
表側の色は黒で反射してますが↓のような色になります。


板金屋さんが持っているのが、ガチャと言われる鋼板を折り曲げてつなぎ合わせるための機器です。
つなぎ合わせる箇所にガチャを当てて、ハンドルを開くように動かすと、鋼板を折り曲げることができます。(気になる方は、「板金 ガチャ」で検索してみましょう!)
これを屋根全体に施工していくのですが、屋根は結構な面積があるわけで…。板金屋さんって大変です(>_<)!

基礎と配管廻り

基礎の生コン打設が終わり、お家周りの外部配管の施工をしました。


お家の中で蛇口をひねる時は全く気にしませんが、お家の中で水が出るということは、当たり前ですが外部から水道を引いてるってことですよね。
↓は、お家の横を通る水道管です。こんなに深い所を通っています。



なんでこんなに深い所を水道管が通るかというと、凍結深度(とうけつしんど)というのがキーワードです。
冬になれば地面の中もある程度までの深さは凍っちゃいますよね。これがどれくらいまで凍ってしまうかを現したのが凍結深度です。地域によって気候の差があるので、市町村ごとに決められています。

↑の写真は給水管を引いている所ですが、この凍結深度より深い所に設置しないといけません。
(おおよその凍結深度を求める式・一覧表があるのですが、それから求めると十和田は50cm位です。八戸は40cm程(八戸市の建築ルールだと60cm以下)。この式は水道事業者で別に決めている場合もありますよ。)

この後掘った溝は埋められますが、地面の深い所には水道屋さんが頑張って設置してくれた配管が通っているんですね…!

基礎工事が進んでいます

基礎工事が進んでいます。現在は基礎の立ち上がりのコンクリート打設まで進んでいますよ。

それより少し前になりますが、基礎の下全面に断熱材のEPSを敷きましたよ。
(EPSはいわゆる、スーパーでお魚が入っている発泡スチロールです。実際にはシロアリを防ぐ加工がされた物を使います。ただの発泡スチロールを入れても、白蟻が穴を空けてしまう可能性があるのでマネしちゃダメですよ!)


端からEPSを並べて行きますが、中途半端な大きさになった時は↑のようにカットして使います。


上の写真、真ん中にコの字にぽこっと穴が開いてる所があるのがわかるでしょうか。
そこにちょうどぴったりはまるサイズに切って、また端からEPS敷いていきます。

土の中から基礎に伝わる熱をカットする処理が終わったら、この上に防湿シートを敷いて地面からの湿気を防ぎ、更にコンクリートと層が重なっていきます。
見えなくなる基礎の下ですが、いろんな層が重なっているのでした!