PROJECT

輪 -WA-

輪 -WA-

十和田市

輪 -WA-

形が見えてきた!

もう4ヶ月前になりますが、基礎工事中に「斜めがある!」と紹介したのを覚えていますでしょうか…。
それが大工さんの造作と組み合わされて、パワーアップしていました!


ちょっとわかりにくい角度ですが、格子に対して床が斜めなのがわかりますか?
ここは玄関になる場所で、格子を上下に分ける空間にはお施主様がインテリア小物を置くそうです(*^▽^*)
ちなみに格子の下や床の側面がぽちぽち何か塗ってありますが、タイルのための下準備です~。


↑養生する前、できたてほやほやの時はこんな感じでした。

他の部屋も仕上げが始まります。


このお部屋はこちらの日誌でも出てきた複雑な構造だった場所。
ここまで出来上がると、どんな形なのかわかってきそうですね…!

外壁張りも進んでいます

大工さんが中の工事を進めている間、外では板金屋さんが外壁張りをしてくれています(・∀・)


近くで見ると、板金がカクカクしているのがわかります。
角スパンという加工形状の中でも、細かめの加工です。
ちなみに板金の厚さは0.35mmくらいなんですが、想像以上に薄いんですね!


↓こちらはクームでは激レアの焼き杉の外壁。坪庭の一部分だけに使っています。


皆さんは焼き杉って聞いたことがありますか?
西日本だと使われることも多いそうですが、青森県だとなかなか聞かない&見ない外壁材です。

焼き杉は読んで字のごとく、杉の表面を焼いて炭化させたものです。
触ると手が真っ黒になっちゃいますよ~。
(洗濯ものは近づけないように! あと、郵便屋さんや宅配業者さんが、なんだこれ珍しい(*‘∀‘)と触りたくなることもあるみたい!)

表面を炭にすることで耐久性が上がる+深く落ち着いた黒が渋格好いい+表面のデコボコが革や鱗のように超ワイルドな、他にはない魅力が詰まった建材でもあります。

こんなカッコイイ建材を坪庭だけに使うなんて…植栽を映えさせる、なんて粋な使い方!

床、勢ぞろい

この前の日誌では天井をご紹介したので、今度は床!
↓をご覧ください。い~っぱい板が並んでいますね。


これは1階に使うシラカバのフローリングです。
幅は同じだけれど、長さが何種類もあるのがわかるでしょうか?


実際にフローリングを貼るときは、これを組み合わせていきます。
うまい感じにばらけるように&できるだけ無駄にならないように、フローリングを選びますよ。


パッシブ換気のための床ガラリ(床下に外からの空気を取り込んで、床ガラリを通しておうちの中へ空気を届けます)部分は、材料を切り欠きます。
窓周りやドア周りは思った以上に凸凹があるので、この切り欠きの手間って結構かかるんですね!

天井の高さと仕上げの間

2階の天井と壁から石膏ボード張りが進んでいます。


材料の重ね合わせで、隠れてしまう所から優先して張っていますよー。
↓こちらは天井に石膏ボードを張る前に、一部が隠れてしまう壁に張っています。


ところで↑この部分、天井が他よりも1段低くなります。
奥の方に銀色のパイプのようなのが見えますか?
これはキッチンのレンジフードに繋がるダクトで、天井を低くしたことでちょうど隠れるんですね!
おうちの外周にくっつかないキッチンは、吸排気のダクトのことまで設計してあげますよー。


↑こちらは中々目にする機会がない、天井点検口!
完成した時には、この点検口にもクロスが貼ってあって、そうそう目立ちません。
実際、お引き渡ししたお施主様でも、あれ?そこにあったっけ?と思う方が多いかも。

そんな点検口ですが、お引渡し後の定期点検で、クームスタッフが点検口から天井裏におじゃますることもあります!
下に脚立が入るほどのスペースがあれば大丈夫ですが、例えば「点検口のあるクローゼットの天井まで通販のダンボール積んじゃった!」という方はお気を付けて~(*^▽^*;)

資材用意!

年末に業者さんによる断熱工事がありました。
2階の勾配がある天井部分に、ロックウールという断熱材を吹き込んでいます。


↑がネットを貼った中に断熱材を詰めているのに対して、
↓1階は天井材の上にそのまま敷き詰めています。


これは天井の仕上げの違いによるものです。
(正確に言えば、気密をどこで確保するかや、屋根の構造、どの断熱材を使うかにも関わってきます)
1階部分は天井が平らで、もう天井材を組んでいるので、そのままでも良いんですね。


さて、1階も2階も色々な資材が運び込まれています。
石膏ボード張りも始まりましたよ!