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景色と繋がる家

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七戸町

景色と繋がる家

屋根の施工中です


ちょっと前になりますが、シート防水の施工をしていました。
屋根の合板の上に丸い「ディスク」と呼ばれる物体が見えますね。

拡大すると、こうなってます!
色々工法があるそうなのですが、このディスクを使った絶縁工法で塩ビシートをくっつけていきます。


こんな風に塩ビシートをころころと広げて、シートの隙間から雨が入らないように、溶着剤と熱でシート同士をつないでいきます。その後専用の機械でディスクとシートを固定します。

↓今まさにシートをくっつけてます!

この塩ビシートの防水、近場ではあまり見ないなぁと思っていたのですが、
病院や学校、大きい鉄筋コンクリート造のビルの屋上に施工されていることもありますね!

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さて、説明を読んで、何が絶縁なの?と思いませんでした?

結論を言うと、塩ビシートがディスクとだけくっついていて、下地にはくっついていない=縁が切れているということだそうです。断面を見てみると、塩ビシートが下地に密着していない「浮いた状態」になっているんです!
反対に、シートを下地にぴったりくっつける工法を密着工法と言います。
密着工法と比べると絶縁工法は長持ちする工法のようです! その代わり、屋根の上を毎日何百人も歩いたり、台車をゴロゴロ走らせる(病院や公共施設で人が出入りするイメージです)のはNG!でも通常屋根の上は歩きませんから大丈夫ですね♪