外壁が張られました
ブラウンの外壁に緑色のマスキングテープが張られています。
これはシーリングのための下準備です!
シーリング箇所の目安になる他、シーリング材がはみ出て廻りの外壁につかないように養生しているんですね。
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シーリングとは、外壁同士の隙間を専用の材料で埋めることで、水や汚れなどが浸入することを防ぐ処理です。
外壁には規格サイズがあり、1面すべてを1枚の外壁で、とはいきません。何十枚も張り合わせていきます。当然外壁にはつなぎ目ができます(下の写真の△の箇所がわかりやすいです)。
このときどんなに外壁をぴったりつけて施工しても、どうしても隙間はできてしまいます。
そこで、ぴったりよりも少し広めに外壁を張り、シーリング材が隙間に安定してとどまるようにします。
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外壁の下には透湿防水シート(湿気は家の中から逃がして、外からの水は中に通さない優れもの)があります。また、外壁も素材や形状が色々あるので、すべての外壁でシーリングが必要なわけではないんですよ♪
このお家で使ったのは窯業(ようぎょう)系の外壁です。
おそらく近年では一番採用率の高い外壁の種類ではないでしょうか?
施工が早くできること、付加価値加工のあるシリーズもあること、何より様々なデザインがあることから人気があります。
最近、鏡のような外壁も出たそうですよ!カタログを眺めているだけでも楽しい外壁です♪