マニアックなコンセントの話
断熱入れもさくさく進み、断熱検査も終わりました。
(クームで行っている、現場で断熱材がちゃんと施工されたか隅々までチェックする工程です)
断熱材の中にコンセントが取り付けられています。
ところで皆さん、今のお家でコンセントがたこ足になってませんか?
すっきり暮らすから大丈夫!と思っていても、家具を置く位置によってはふさがって使えなくなることも…。そうなると延長コード+たこ足になってしまいます。
多いかな?と思うくらいがちょうど良いのかもしれませんね。
さて、そのコンセントですが、どう取り付けられているか知っていますか?
こんな風に、気密コンセントボックスと呼ばれるもので周りを覆われて、柱についています。
わざわざ“気密”と書いてあるからには、これがないと壁のコンセントの隙間から風がヒューと吹き込んでくるわけです。もちろんこのボックス自体に開けた配線の穴も塞ぎます。
もう少し工事が進んでいくと、室内に気密シートを貼っていくので、それにこの気密ボックスをテープ止めします。
そうすると、お家の中は“1枚の”シートで包まれた状態になります。これでしっかり気密がされるわけですね。
これが更にマニアックになると、ダブル断熱(付加断熱とも言います)のある条件に当てはまる場合、外気密という方法が使われることもあるのですが…。とりあえず、難しいことは置いておいて(・∀・)、トライ&エラーで法則を見つけ出した、北海道の先人はスゴイ!ということを宣伝しておきます!