すべすべとガサガサ
外部は現在外構工事中です。
少し前には窯業系サイディングのシーリングや、木製サイディングの塗装が終わりました。
濃い色に、木を留め付けている真中釘の鈍い金色がアクセント!(・∀・)b
前回、内部の手すりはサンドペーパーですべすべにしているとお伝えしましたが、木製の外壁は表側がガサガサになっています。
↓の写真のように、光の当たる向きによっては、木目や表面の毛羽立ち具合がくっきり見えます。
トゲトゲして危ないじゃない!ヽ(` Д´ )ノ と思われるかもしれませんが、これにはちゃんと意味があるんです。
まず1つが、表面がガサガサしていることで表面積が大きくなり、外壁が雨で濡れても乾きやすくなることです。
ちょっとでも風が当たる面積が多い方が、早く乾きますよね。
2つ目は、塗料のノリが良くなることです。
クームでは木を紫外線から保護+はっ水・防腐効果のある塗料を木製の外壁や柱・ウッドデッキなどに塗っていますが、せっかく保護塗料を塗るなら長持ちさせたいですよね。
↓の写真では、部分的に色が薄い所がありますが、そこは塗料が染み込みにくい部分です。表面がガサガサしていないと、この部分が多くなるとイメージしていただくと分かりやすいかも?
ちなみに、この塗料はペンキのように表面を膜で覆ってしまうタイプではなく、染み込むことで木の通気性を生かしながらも保護できるという優れものです。
ペンキのようにベタ塗りでないのもポイント。木目によって自然なムラが出て、味わいというか“木”らしさが出ます(*'ω'*)