屋根まで進みました
一週間ちょっとでここまで進みました!
壁ができたら、次は屋根です。
ところでみなさん。屋根ってどんな風にできてると思います?
とりあえず、屋根材の瓦だか板金だかがのっていて、釘で止めている、というイメージでしょうか?
でもそれは屋根の表面の話。
実際はお部屋の天井から石膏ボードや断熱材や、垂木と呼ばれる屋根を支える材などがあって…と、層がたくさん重なっています。
一般的には、一番表面に屋根の表面を覆う屋根材があって、その下は防水のためのシートがあり、更にその下は屋根合板があります。屋根合板の下は工法や断熱材の納め方などの仕様によって、色々な層があります。
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このお家の屋根は勾配がほとんどない、フラットな屋根です。(北海道で人気の陸屋根スタイル!)
屋根の表面を覆う材料も塩ビシートを使ったシート防水です。(これも北海道で勉強してきました!)
この材料を使ったお家は、野辺地のお家や、八戸のお家、おいらせ町のお家などなど、シャープな屋根が特徴です。
今現場はこんな感じです。
奥に塩ビシートのロールがありますが、これをコロコロ~っと転がしていきますよ(・∀・)
(詳しい施工の様子が知りたい方はこの日誌を見てみてください!)
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今は表面に合板が見えていますが、この「下」は一定の間隔で「欠き」がある木材が並んでいます。
↓ところどころ、木材に隙間があるのが見えますか?
この隙間は屋根の中の通気を確保するためにあります。(空気の出入り口はもうちょっと後で取り付けます)
建物が長持ちする条件は、建物を支える構造材が乾いていること!
屋根の「中」も空気が通るようにしてあげることで、生活ゾーンから発生した湿気が屋根の中までたどり着いても、ここで湿気を外に逃がすことができるんです。
見た目も大事だけど、住む人が健康になって、長持ちする価値ある家をつくる。
クームはお家の設計図を作る段階で、それをかなり意識してます!(` ・ω・´ )=3