フロアを張っています
内部ではフロア張りをしています。
仕上がると平らになる床ですが、床材自体には実(さね)と呼ばれる凸凹がついています。
これは凸凹をかみ合わせることによって、床材が動きにくくなるのと歪みにくくする効果があります。
(床材の種類やメーカーによって、この凸凹には実以外にも色々と種類があります!)
施工するときは、ちゃんとかみ合うように+床材が傷つかないように、木を当ててトントントンとはめ込んでいきます。
そういえば、上の写真は玄関の土間が写っていますが、床って全部フロア材を張っているわけではないんですよ。
框(かまち)という言葉を聞いたことがありますか?
玄関とか和室の床の間って、段差がありますよね。床材をそのまま張っていくと、段差のある所で床材の側面(こういう材料を切った断面が見える所を小口:こぐち、と言います)が見えてしまいます。
そこを覆い隠すようにつける材、あるいは先端に使えるように側面も加工された材を框と言います。
何気なく暮らしている分には気にならない所ですが、見た目をきれいに・ささくれで危なくないように、お家づくりの中でさりげなくデザインされてきた所なんですね(*^▽^*)