天井と床の隠れる所
先日お施主様と現場でスイッチやコンセントの打合せを行いました。
今日はそれを元に、現場監督と電気屋さんで配線の細かい打合せ&調整をしましたよ。
そして大工さんは屋根の断熱材入れに備えて、天井を組んでいました。
↓の写真の白くてぽこぽこしたものと、格子に組まれた木材の間にロックウールという断熱材が吹き込まれる予定です。
白いのは通気(空気の通り道)を確保するための通気スペーサーというものです。
これを使うと室内で発生した水蒸気や、直射日光が当たってもわもわした熱ーい空気を外に逃がしてあげることができます。長く健康なお家にするための重要アイテムなのです!(*‘∀‘)
さて、こちらはなにか細いチューブが天井に留め付けられていますが、これは2階の暖房用のパイピングです。
このお家はパッシブ換気・暖房を採用していますが、2階でも床下からほんのり暖かい空気を出すために、1階と2階の間に空気を暖める管を入れてあげるんですね。
ここも天井ができると隠れてしまう部分です。
一見、平らに見える天井ですが、その奥にはお家と住まう人が長生きできるような配慮が隠れています(*'ω'*)