設計者のこだわり
物置スペースの外壁張りをしています!
車通りが多い道路側に物置が来るので、いい感じにお家部分の目隠しになりますね♪
さて、この外壁は本物の木(レッドシダー)なのですが、水を吸って生きていた木は、建材になるとゆっくり乾燥していって痩せていく運命にあります。
納め方にもよりますが、材料の端=小口(こぐち:材料端部の断面)が見えるように外壁を張ると、そのうち外壁の端部(出隅)のラインがそろわずにデコボコになっていってしまいます。
(木材の縮み方も様々なのです!)
そう見えないように、小口が見える方向を交互に組み合わせていましたが、今回は出隅専用部材を使ってスッキリ納めてみました。
図解するとこんな感じ↓
木のオレンジに黒って目立たない?と思われるかもしれませんが、今回木は塗装せずに自然に色が抜けていくことで、シルバーグレーになります。
もともと出隅が見える部分も小さいですし、シルバーグレーになった外壁とは色合いもぴったり合いますよ(*'▽')
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他にも設計者のこだわりがあります!
↓は7月上旬の12時に撮ったものです。夏の日差しがキツ~イ時期ですが、屋根の軒が日差しを防いでくれています。
これは設計段階で3Dで日差しをシミュレートしていたんですよ~(*‘ω‘ *)
屋根が軽やかに見える角度・厚さや、どこまで出しても構造上大丈夫かなど、色々とこだわって設計しています!