見えなくなる所の準備
内部では大工さんによる断熱入れと、専門の業者さんがふわふわの断熱材(ロックウールというのを使います)を吹き込むタイプの下準備が進んでいます。
このあと勾配のある屋根にはネットが取り付けられて、その中に断熱材を吹き込んでいきます。
↓は外壁を取り付けるための胴縁(どうぶち)を取り付けた所です。
一番外側にくる外壁材は、「壁」にぴたっとくっ付いていません(※工法にもよります)。
胴縁に留め付けることで、その厚み分「壁」とは隙間ができます。
この隙間は通気層と呼ばれ、一番外側の外壁と「壁」との間に空気が通るようにすることで、結露を減らせるんですね!
これを外壁通気工法と言います。
いわゆるサイディングを使う最近のおうちはほとんどこのタイプです。
家って、隙間なく仕上げる所と、わざと隙間を作ってあげる所と、使いどころが肝心なのです!