板金屋さんの道具
建て方が進み、屋根まであっという間にかかりました!
今の内部はこんな感じ↓
ここから壁に合板を張っていきます。
屋根はブルーシートを掛けて養生していましたが、さっそく板金屋さんが入って屋根工事を進めてくれました。
↓これは板金をつなぎ合わせているところ。
皆さん、このシャベルの取っ手が2つくっついたような道具、何をするものかわかりますか?
ガチャや締機と言われるこの道具は、板金の板同士を折り曲げてつなぎ合わせるために使います。
(ハンドルを閉じたり開けたりすると、ガッチャンガッチャン音が鳴ります~)
↑の写真の奥に、薄い黄色の板が見えますよね。あれが板金の裏側です。
屋根は一枚の大きな板で覆われているのではなく、運搬しやすいサイズの材料を何枚もつなぎ合わせてできています。
この平らな板金は屋根に留め付けてはありますが、板金同士でもガッチリと固定しておく必要があります。(そうしないと強い風が吹くとめくり上がってしまいます)
この道具は、L字に角が立っている板金の端同士を折り曲げてくれるんですね。
ただ1回折るだけでなく、噛み合わせて巻き込むようになっているので、板金同士がつなぎ合わせられるわけです。
屋根の上って工事現場の外からじゃ見えないですし、板金屋さんがスピーディに仕事をこなしてしまうので、なかなかお目にかかれない光景です(*'ω'*)
おうち1棟建てるのに、関わる業者さんは20~40にもなります。
それぞれの業者さんに職人さんがいて技を持っているからこそ、おうちが出来上がるのだと思うと、おうちって総合芸術みたいですね!