光を採る
昨日は1回目のクリーニングがありました。
養生材がとれて、あとはカーテン類を取り付けたら建物の完成です。
前回の日誌で大きな窓をご紹介しましたが、ちょうど陽射しのある写真が撮れたのでご紹介↓
右下をご覧ください。窓から入った陽射しが壁にまで届いています。
「壁が暖まる」ことで、夜になっても温かさを感じやすくなるんですよ。
※ここで豆知識!
室内の体感温度は、だいたい(空気の温度+壁や天井などの表面温度)÷2と言われています。
わかりやすい例だと、冷え切った部屋で暖房をガンガンつけて熱風を出したとしても、壁や床・天井が冷たいままだから、なんだか暖まらない…。
真夏にエアコンを寒いくらいに設定しても、天井からの熱波で全然涼しい気がしない…。
そんな経験はありませんか?
これって表面温度のせいだったんですね!
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さて、こちらは外のカーポートの様子。
黒い天井に光が反射しているのが見えます。
軒天(のきてん)と呼ばれる部材にツヤのある塗装を施しているのですが、この反射があるおかげでカーポートの中が明るく感じられます。
もしマットなタイプだったら、もう少し天井が低く圧迫感がある感じに仕上がったでしょう。
光を採り入れる素材は窓だけでなく、材料のツヤにもあるんですね(*‘ω‘ *)
塗装も奥深~い世界です。