PROJECT

素朴で優しい家

素朴で優しい家

三沢市

素朴で優しい家

天井のもこもこと隙間

ついこの間、天井裏に断熱材が施工されました。
↓の白い綿っぽいのがそれです。
(ロックウールという名前の断熱材です。アスベストじゃないですよ!)


この天井裏は以前の日誌でもご紹介した、壁に隠れて見えなくなってしまう断熱の境界部分です。
屋根の裾から外からの光が入っていますが、これでOKなんですね。


家を長持ちさせるには、材料が乾いていて空気の流れがあることが必要です。
屋根裏空間に空気がこもらないように、わざと空気が入る隙間を設けているんですね。

ちなみに、この隙間からの空気は部屋の中には入ってきませんよ。
部屋とこの屋根裏空間は気密性を確保するためのシートで遮断されているのです(もし入ってきたらそれは隙間風ってことになっちゃいます!)。

あと、直射日光を受けてガンガン熱くなった屋根による、もわもわ熱気も部屋の中に伝わってきません。
これは部屋と屋根裏の間に分厚い断熱材があるおかげなんです。

通したり防いだり。いごこちのいい環境づくりというのは、ちゃんとした根拠があって、それに見合った物を使ってあげることが必要なんですね。