仕上がりの過程と中身
外壁のでき方がよくわかる一枚!↓
左側がダブル断熱(付加断熱)入れの終わりごろで、右側がその断熱材の上に透湿防水シートを張ったところです。(今年に入ってから透湿防水シートはシルバーのものを採用しています)
この上に外壁を留め付ける木材(胴縁:どうぶち)を取り付けて、板金の外壁を張りますよ。
↓こっちは中の様子。中も断熱材入れが完了です。
ところどころ黒い窪みがありますが、これはコンセントやスイッチ用のボックスがついている所です。
壁についているコンセントって、カバーを外すとコンセント用の穴がついたプレートが固定されています。
更にそれを取ると、中が空洞(配線はあるけど)になっているんですね。
その空洞部分を確保するためのボックスなんですが、わざわざつけるのには理由があります。
写真を見てもわかる通り、壁の中には断熱材があります。ボックスがないとコンセントの中身が断熱材にぎゅうぎゅう押されてしまいます。
それにここは配線との接続や分岐が必要な場所です。十分なスペースが確保できないと作業もしにくいですよね。
(断熱材がなくて空洞がある場合はボックスを付けないこともあるそうですよ)
完成すると見えなくなるところですが、私たちが意識することなく毎日使っていたコンセントやスイッチの裏には、安全の安心のための一工夫があるんですね(*'ω'*)